漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
37歳です。第2子不妊で漢方相談しようと思いました。
片側卵管閉塞で体外受精をしましたが妊娠反応は陰性でした。
病院の貧血の検査で、ヘモグロビンが10.9、フェリチンが8の値でした。
ほとんどワンオペで育児をしているので疲れています。
漢方薬を服用して、貧血と疲労倦怠感が改善するまでは体外受精しないようお勧めさせていただきました。
漢方薬を服用して2ヶ月目には貧血が改善し、病院の検査でヘモグロビンが14.7、フェリチンが30の値になりました。
養生では、就寝時間を早めて第1子と一緒に寝ることをお勧めし、漢方薬の種類を採卵期と移植期に合わせて変更し服用するようお勧めしました。
貧血と疲労倦怠感が改善してから、黄体ホルモン併用卵巣刺激法で採卵し、9個採卵でき、そのうち5個を体外授精しましたが、胚盤胞のなったのは1個でした。
漢方薬を服用して体調を整えていたら、胚盤胞の移植で妊娠しました。
妊娠後は妊娠中の体調管理のために漢方薬の服用を継続しています。
貧血は妊娠と妊娠継続のために改善すべき項目です。
本当はもう少しフェリチンの値が上がってからの採卵がお勧めでした。
養生は就寝時刻を早めて、第1子と一緒に眠り、翌朝に早く起きて家事をする習慣に変更していただきました。
片側卵管の手術をされた方で、体外受精されてよかったと思います。
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